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過去に開催された展覧会
過去に開催された展覧会
【この展覧会は終了しました】
会期: | 2017年8月29日(火)~10月22日(日) *会期中、一部展示替えあり |
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会場: | 山種美術館 | ||||||||
主催: | 山種美術館、日本経済新聞社 | ||||||||
開館時間: | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) | ||||||||
休館日: | 月曜日 (但し、9/18(月)、10/9(月)は開館、9/19(火)、10/10(火)は休館) |
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入館料: | 一般1000円(800円)・大高生800円(700)円・中学生以下無料
きもの・ゆかた割引:会期中、きもの・ゆかたでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
リピーター割引:使用済み入場券(有料)のご提出で会期中の入館料が団体割引料金となります(1名様1枚につき1回限り有効)。
※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効。
他の展覧会の入場券はご使用いただけません。 ※ 複数の割引の併用はできません。
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関連イベント: |
「女性は美しければよい、という気持ちで描いたことは一度もない。一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」と語り、生涯を通じて女性たちの姿を描き続けた上村松園 (1875-1949)。
当館創立者で初代館長の山崎種二(1893-1983)が松園と親しく交流したことから、現在山種美術館には、《蛍》、《砧》などの代表作を含む18点が所蔵され、日本屈指の松園コレクションとして知られています。本展では、これら全点を一挙公開するとともに、さまざまな画家たちによって描かれた女性に注目いたします。
松園以外の作品では、浮世絵師たちによる美人画もご覧いただきます。世界で数枚しか現存しないとされる稀少な鈴木春信《梅の枝折り》などにみる華奢な娘の姿、すらりとした八頭身に流行の着物をまとった鳥居清長の美女たち、喜多川歌麿の艶やかで魅惑的な女性。さらに、秘蔵のコレクションを特別に拝借し初公開する、近年人気の高い月岡芳年の代表作《風俗三十二相》では、芳年ならではのウィットに富んだ女性たちの豊かな表情をお楽しみいただきます。
一方、当館の近代絵画コレクションからは、菱田春草や池田輝方による江戸風俗の女性たち、和田英作、鏑木清方、伊東深水らによる古今の和装や洋装の美人、小倉遊亀、片岡球子ら女性画家が描く凛とした女性たちなど、バラエティに富んだ美人画をご紹介いたします。江戸時代から現代にいたる、多彩な美人画をお楽しみください。
本展の みどころ |
1.山種コレクションの松園作品全18点を、一挙公開!
上村松園は当館創立者・山﨑種二が親しく交流した画家。山種美術館の松園コレクションは本画の数では日本最大規模とされる。松園の代表作《蛍》、《砧》、《牡丹雪》を含む当館所蔵の松園作品全点を一挙公開する貴重な機会。2.ファッション、装いにも注目しながら作品を鑑賞できる!
浮世絵に描かれた江戸時代の美人たちから、近代・現代の日本画や洋画に描かれた和装美人、洋装美人が会場に集合。松園もこだわった、画中の女性たちの髪型やファッションをお楽しみください。3.画家の個性が反映された舞妓と芸者たち、大集合!
美貌だけでなく、知性と芸を身につけた舞妓や芸妓は、多くの画家の心をとらえた画題でした。同画題だからこそ気づく、男性画家と女性画家の視点の違いや、画家の個性あふれる表現をご覧ください。 |
本展は、第1章 上村松園―珠玉の美、第2章 文学と歴史を彩った女性たち、第3章 舞妓と芸妓(まいことげいこ)、第4章 古今の美人―和装の粋・洋装の華の4つの章で構成される予定です。