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今年も奥村土牛《醍醐》ゆかりの桜「太閤千代しだれ」が開花しました。(2023年03月12日)

山種美術館の敷地内にて、2023年3月12日、奥村土牛《醍醐》の桜が開花をしましたことをお知らせします。
今後さらに開花が進み、3月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えることが予想されます。

今回開花した桜は住友林業株式会社様より寄贈いただき2021年11月15日に植樹した「太閤千代しだれ」です。
総本山醍醐寺様よりお墨付きをいただいた奥村土牛の代表作《醍醐》ゆかりの桜です。

この桜は豊臣秀吉が1598年に「醍醐の花見」をしたことで知られる京都・総本山醍醐寺の「太閤しだれ桜」を組織培養増殖した桜です。
原木は樹齢約 170 年といわれ、山種美術館と縁の深い日本画家・奥村土牛が代表作《醍醐》に描いたことから、「土牛の桜」ともよばれています。

今年は2023年3月11日から5月14日までの期間、「【特別展】世界遺産登録10周年記念 富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」に奥村土牛《醍醐》が出品中のため「太閤千代しだれ」と土牛《醍醐》の二つの桜を美術館で楽しめる初の機会となります。当館にお越しの際は玄関横の桜にもご注目ください。


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山種美術館 玄関横の桜 2023年3月12日撮影

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