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過去に開催された展覧会
過去に開催された展覧会
【この展覧会は終了しました】
会 期 : | 2012年9月29日(土)~11月25日(日) ※会期中、一部展示替えを行います 前期展示(9/29~10/28) 後期展示(10 /30~11/25) |
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会場: | 山種美術館 |
主催: | 山種美術館、日本経済新聞社 |
協賛: | SMBCフレンド証券 |
開館時間: | 午前10時~午後5時(入館は4時30分まで) |
休館日: | 月曜日(但し、10/8は開館、翌火曜日は休館) |
入館料: | 一般1200円(1000円)・大高生900円(800)円・中学生以下無料
・半券割引サービス |
出品作品: |
※会期中、一部展示替えを行います
●前期展示(9/29~10/28) ○後期展示(10/30~11/25) 無印は全期展示(9/29~11/25) ※出品内容には変更が入る場合があります
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2012年は、「東の大観(たいかん)、西の栖鳳(せいほう)」と並び称された日本画家・竹内栖鳳(1864-1942)の没後70年にあたります。京都に生まれた栖鳳は、早くからその才能を開花させ、30代で京都画壇を代表する画家にのぼりつめました。栖鳳が描き出す、いきものや自然がみせる一瞬の姿を軽やかに捉えた作品は、今なお精彩に富み、新鮮な魅力を放っています。
パリ万博が開催された1900(明治33)年、ヨーロッパ遊学を果たした栖鳳は、渡欧先で西洋美術にじかに触れることで大きな刺激を受けました。帰国後、円山四条派の写生を軸にした画風に、西洋美術の要素をとり入れた新しい表現を生み出していきます。洗練された感性と優れた筆技によって動物、風景、人物と様々な主題を手掛け、日本画の近代化に積極的に取り組みました。
本展では、近代の京都画壇を牽引した栖鳳の画業を、《飼われたる猿と兎》、《絵になる最初》○、《蹴合》○、《班猫》【重要文化財】、《若き家鴨》●など初期から最晩年までの傑作を通してたどります。
また、京都画壇の歴史的展開にも注目し、栖鳳の造形的源泉となった円山派の祖・円山応挙(おうきょ)をはじめとする江戸時代の作品を併せてご紹介いたします。さらに、栖鳳の指導を受けて活躍した上村松園(しょうえん)、西村五雲(ごうん)ら弟子たちの作品を通して、江戸から近代へといたる円山四条派のDNAの核心に迫ります。
円山応挙《虎図》 東京国立博物館蔵(前期展示) |
竹内栖鳳《蹴合》 (後期展示) |
竹内栖鳳《班猫》 山種美術館蔵 |
竹内栖鳳《潮来小暑》 山種美術館蔵 |
竹内栖鳳《若き家鴨》 京都国立近代美術館蔵(前期展示) |
竹内栖鳳《象図》 (前期展示) |
竹内栖鳳《絵になる最初》 京都市美術館蔵(後期展示) |
村上華岳《裸婦図》 山種美術館蔵 |