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過去に開催された展覧会
過去に開催された展覧会
【この展覧会は終了しました】
会期: | 2016年1月3日(日)~3月6日(日)
※ 会期中、一部展示替えを行います。 |
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会場: | 山種美術館 |
主催: | 山種美術館、朝日新聞社 |
開館時間: | 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日: | 月曜日(但し、1/4・1/11は開館、1/12は休館) |
入館料: | 一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
※ 複数の割引の併用はできません。
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※出品内容には変更が入る場合があります。 ※ 「*」印は個人蔵、その他は山種美術館蔵 |
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イベント情報: |
2016年に開館50周年を迎える山種美術館では、新春にふさわしく、幸福への願いが込められためでたい主題や、思わず笑みがこぼれる楽しいモティーフを集めた展覧会を開催いたします。
日本美術において、祭事・婚礼などの慶事や節句、あるいは日常の営みの中で用いる図様として、さまざな吉祥画題が表現されてきました。本展では、その中から長寿や子宝、富や繁栄などを象徴する美術に焦点をあて、おなじみの鶴亀、松竹梅、七福神など現代人からみてもラッキーアイテムとなる対象を描いた絵画をご紹介します。さらに、ユーモラスな表現、幸福感のある情景など、HAPPYな気持ちをもたらす作品も展示します。
本展でまず注目すべきは、初公開作品を含む伊藤若冲の墨画です。おどけた様子の七福神《布袋図》*や《恵比寿図》*、表情豊かに動物の姿を描いた《河豚と蛙の相撲図》*、押絵貼屏風《群鶏図》*など、大胆なデフォルメと機知に富んだ表現をお楽しみください。また、歌川国芳のユーモアあふれる猫や金魚の戯画(会期中、展示替え有り)、鮮烈な色彩と滑稽さが魅力の吉祥画・柴田是真《円窓鐘馗》、重厚感のある筆力が際立つ河鍋暁斎《五月幟図》*など幕末・明治時代の作品も見逃せません。そして、日本を象徴する霊峰富士の堂々たる姿を描いた横山大観《心神》、陰影や立体感を意識し、近代的な人物表現を取り入れた下村観山《寿老》など、伝統的な画題を土台としながらも、時代に即した新しい表現を試みた近代の画家たちの優品も見どころです。江戸時代から近代・現代まで、「HAPPY」を切り口に日本美術をたどる、縁起のよさ満載の展覧会です。
※ 「*」印は個人蔵、その他は山種美術館蔵
本展の みどころ |
①新春にふさわしい吉祥の絵画が大集合!
伊藤若冲《伏見人形図》をはじめ、河鍋暁斎《五月幟図》*、横山大観《心神》、小林古径《鶴》、奥村土牛《庚申春》まで、鶴亀、松竹梅、七福神、干支動物など近世から近代・現代の吉祥画題の作品が勢ぞろい。②魅惑の若冲、大胆・洒脱な墨画の世界!
押絵貼屏風《群鶏図》*、《河豚と蛙の相撲図》*、《布袋図》*など、初公開作品を含む墨画9点を中心に、若冲の画技と表情豊かに描かれた福神や動物をご紹介。③笑う門には福来る!ユーモアあふれる作品で初笑い♪
伊藤若冲《仔犬に箒図》*、歌川国芳の《きん魚づくし ぼんぼん》〔2/9~3/6展示〕*や《其まゝ地口猫飼好五十三疋》〔2/9~3/6展示〕*、柴田是真《墨林筆哥》など、思わずにっこり、笑みがこぼれるHAPPY感満載の作品にご注目。 |