山種美術館

山種美術館

過去に開催された展覧会

【この展覧会は終了しました】
【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】 花 ・ Flower ・ 華 ―四季を彩る―
会期: 2019年4月6日(土)~6月2日(日)
会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、朝日新聞社
開館時間: 午前10時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日(但し、4/29(月)、4/30(火)、5/6(月)は開館、5/7(火)は休館)
入館料: 一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
  • ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。
[お得な割引サービス]
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
リピーター割引:
本展使用済み入場券(有料)のご提出で会期中の入館料が団体割引料金となります(1枚につき1名様1回限り有効)。
※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効。
 他の展覧会の入場券はご使用いただけません。
※ 複数の割引の併用はできません。
主な出品作品: 酒井抱一《月梅図》《菊小禽図》、 田能村直入《百花》、 荒木十畝《四季花鳥》、 渡辺省亭《牡丹に蝶図》◆、 横山大観《山桜》、 菱田春草《桜下美人図》《白牡丹》、 上村松園《桜可里》、 小林古径《白華小禽》、 奥村土牛《木蓮》、 山口蓬春《梅雨晴》、 奥田元宋《奥入瀬(春)》◆ ほか約60点
※◆以外は全て山種美術館所蔵 ※出品内容には変更が入る場合があります。
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美しく咲き誇る花々は、古くから日本人の心を魅了してきました。春夏秋冬で多彩な表情をみせる花は、詩歌や文学と結びつきながら季節を象徴するモティーフとして愛好され、絵画においても描き継がれています。山種美術館では、春爛漫のこの時期に、四季の花をテーマとした展覧会を開催します。梅、桜、牡丹、百合、朝顔、菊、水仙、椿など、各季節の代表的な花々が描かれた、江戸時代から現代までの作品をご覧いただきます。

花の画題には、鳥や虫、人物との組み合わせなど、多彩なバリエーションがあり、季節の情趣を感じさせながら私たちの目を楽しませてくれます。江戸時代の琳派の絵師・酒井抱一は、月夜の梅を描いた《月梅図》、菊に瑠璃鶲を配した《菊小禽図》など、風雅な花の姿を描き出しました。近代以降にも、桜を愛でる女性像を描いた上村松園《桜可里》、初夏の泰山木と瑠璃鳥を取り合わせた小林古径《白華小禽》、雨上がりの紫陽花を描いた山口蓬春《梅雨晴》といったように、季節特有の自然美を捉えた花の絵の優品が数多く生み出されています。

本展では、描かれた花々を春夏秋冬の順に展示し、移り変わる季節を会場内でお楽しみいただきます。また、花言葉や花の特徴、作品や花への想いを語った画家の言葉などを交え、花の絵画の魅力をさまざまな視点からご紹介します。描かれた花により満開となった美術館で、百花繚乱の世界をご堪能ください。

※文中の作品はすべて山種美術館蔵。

本展の
みどころ
1. 花の絵画で会場が満開に!
江戸時代の酒井抱一から、近代・現代を代表する横山大観、菱田春草、上村松園、小林古径、梅原龍三郎、山口蓬春、加山又造まで、名だたる画家たちによる花の絵画の競演をお楽しみください。
2. 描かれた花の魅力を読み解きます。
花言葉や花の特徴、作品や花への想いを語った画家の言葉などを交え、花の絵画の魅力をご紹介します。
3. 「花と人」の作品にご注目!
物語絵や風俗画、歴史画などにおいて、花は人物とともに描かれてきました。菱田春草、上村松園、伊東深水らが、花と人を表現した作品を小特集として展示します。
酒井抱一《月梅図》
酒井抱一《月梅図》
田能村直入《百花》(部分)
田能村直入《百花》(部分)
渡辺省亭《牡丹に蝶図》
渡辺省亭《牡丹に蝶図》◆
横山大観《山桜》
横山大観《山桜》
菱田春草《白牡丹》
菱田春草《白牡丹》
上村松園《桜可里》
上村松園《桜可里》
小林古径《白華小禽》
小林古径《白華小禽》
奥村土牛《木蓮》
奥村土牛《木蓮》
奥田元宋《奥入瀬(春)》
奥田元宋《奥入瀬(春)》◆
※ ◆印以外はすべて山種美術館蔵。
※出品内容には変更が入る場合があります。
※作品画像の転載・流用はご遠慮ください。
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