過去に開催された展覧会
会期: | 2019年6月8日(土)~8月4日(日) ※会期中、一部展示替えあり(前期: 6/8-7/7、後期: 7/9-8/4) |
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会場: | 山種美術館 |
主催: | 山種美術館、日本経済新聞社 |
開館時間: | 午前10時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
休館日: | 月曜日[但し、7/15(月・祝)は開館、7/16(火)は休館] |
入館料: | 一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
きもの・ゆかた割引:会期中、きもの・ゆかたでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
リピーター割引:
本展使用済み入場券(有料)のご提出で会期中の入館料が団体割引料金となります(1枚につき1名様1回限り有効)。
※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効。
他の展覧会の入場券はご使用いただけません。 ※ 複数の割引の併用はできません。
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※上記作品はすべて山種美術館蔵です。
※出品内容には変更が入る場合があります |
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関連イベント: | |
ギャラリートーク: | 学芸員による展覧会の見どころ解説 詳細はこちら |
本年は、日本画家・速水御舟(1894-1935)の生誕から125年、そして山種美術館が現在の渋谷区広尾の地に移転し開館してから10年目にあたります。この節目の年を記念し、当館の「顔」となっている御舟コレクションの全貌を紹介する展覧会を開催いたします。
当館創立者の山崎種二(1893-1983)は御舟とは一つ違いでしたが、御舟が40歳という若さで早世したため、直接交流することがかないませんでした。しかし、御舟の芸術を心から愛した種二は、機会あるごとにその作品を蒐集し、自宅の床の間にかけて楽しんでいました。
一方、御舟は23歳の若さで日本美術院同人に推挙され、横山大観や小林古径らにも高く評価された画家。「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」という御舟の言葉どおり、彼は生涯を通じて、短いサイクルで次々と作風を変えながら、画壇に新風を吹き込んでいきました。
御舟は40年という短い生涯に、およそ700余点の作品を残しましたが、その多くが所蔵家に秘蔵されて公開されることが少なかったため、「幻の画家」とも称されていました。1976年、旧安宅産業コレクションの御舟作品105点の一括購入の相談が種二のもとに持ち込まれ、種二は購入の決断をします。その結果、すでに所蔵していた作品とあわせて計120点の御舟作品が山種美術館の所蔵となり、以来当館は「御舟美術館」として親しまれてきました。
本展では、御舟の代表作ともいえる《炎舞》、《名樹散椿》◆(ともに重要文化財)をはじめとして、《錦木》など初期の作品から《牡丹花(墨牡丹)》など晩年の作品まで、各時代の作品をまとめてご覧いただきます。
当館の御舟コレクション全点公開は2009年の広尾開館以来10年ぶりとなります。この機会に、御舟芸術の真髄をお楽しみください。
※作品はいずれも山種美術館蔵 ◆前期展示(6/8-7/7)
本展の みどころ |
1.全点コンプリート!山種美術館所蔵の御舟コレクションを前期・後期の展示に分けて、10年ぶりに一挙公開!
10代の作品から晩年の作品まで、120点にのぼる山種美術館の御舟コレクションを前期・後期に分けて全点公開。全点公開は2009年以来、10年ぶり! 2.速水御舟の2つの重要文化財、《炎舞》《名樹散椿》(ともに山種美術館)が3年ぶりに同時公開!
重要文化財に指定されている御舟の《炎舞》(全期間展示)と《名樹散椿》(6/8-7/7展示)が同時に展示されるのは、2016年の速水御舟展以来、3年ぶり。御舟畢生の代表作を同時にご覧いただくことで、各時期に御舟が到達した境地を知ることのできる貴重な機会! |