過去に開催された展覧会
会期: | 2019年8月31日(土)~10月27日(日) |
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会場: | 山種美術館 |
主催: | 山種美術館、朝日新聞社 |
開館時間: | 午前10時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
休館日: | 月曜日(但し、9/16(月) 9/23(月) 10/14(月)は開館、9/17(火) 9/24(火) 10/15(火)は休館) |
入館料: | 一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
リピーター割引:
本展使用済み入場券(有料)のご提出で、会期中の入館料が団体割引料金となります(1枚につき1名様1回限り有効)。
※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効。
他の展覧会の入場券はご使用いただけません。 ※ 複数の割引の併用はできません。
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※全て山種美術館蔵 ※出品内容には変更が入る場合があります。
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関連イベント: | |
ギャラリートーク: |
このたび山種美術館では広尾開館10周年を記念して、近代日本画を代表する4人の画家、横山大観(よこやまたいかん)(1868-1958)・菱田春草(ひしだしゅんそう)(1874-1911)・川合玉堂(かわいぎょくどう)(1873-1957)・川端龍子(かわばたりゅうし)(1885-1966)の作品を一堂に展示し、ご覧いただく展覧会を開催します。
大観・春草・玉堂・龍子はいずれも、伝統をふまえながら新しい時代に即した絵画を模索し、日本画の発展を導きました。一方で、彼らの主な活動の場は異なっています。大観と春草は日本美術院において、さまざまな技法や表現を試み、革新的な日本画を生み出しました。玉堂は官展を中心に活躍し、日本画における風景表現に新境地を拓いています。また、龍子は、再興日本美術院を脱退して自ら主宰する青龍社を創立、大画面の迫力ある作品を発表して画壇にインパクトを与えました。これら4人の画家に焦点をあて、彼らの画業をたどりながら、近代日本画の歩みを振り返ります。
さらに、晩年の大観・玉堂・龍子の3人による松竹梅展(1955-1957年、画廊・兼素洞で開催)にも注目します。松竹梅展は当館創立者・山﨑種二の希望により企画された展覧会です。種二は彼らと交流を重ねながら作品を蒐集していました。
本展では、当館所蔵の松竹梅展の作品を全点展示するとともに、南画とやまと絵を融合させた大観《作右衛門の家》、光や空気の描出に挑んだ「朦朧体(もうろうたい)」の代表作である春草《釣帰(ちょうき)》、田園の情景を生き生きと表した玉堂の《早乙女》、第1回青龍展に出品された記念碑的な龍子《鳴門》など、山種コレクションから各画家の珠玉の作品をご紹介します。近代日本画のパイオニアとして画壇を牽引した、大観・春草・玉堂・龍子の競演をお楽しみください。
※文中の作品はいずれも山種美術館蔵。
本展の みどころ |
1. 大観・春草・玉堂・龍子の作品が一堂に!
当館が所蔵する大観・春草・玉堂・龍子の代表的な作品を一挙公開します。4人の画家の作品を介して、近代における日本画の発展の軌跡をご覧いただきます。2. パイオニアたちの挑戦を紹介
琳派からの影響がみられる春草《月四題》、大観が初めて手がけた水墨画巻《楚水の巻》など、新たな日本画の創造を目指す画家たちが挑んだ、多彩な表現を紹介します。3. 画家たちの交流に注目!
晩年の大観・玉堂・龍子の3人による松竹梅展(1955-1957年、画廊・兼素洞で開催)は、当館創立者・山﨑種二の希望で企画されました。本展では、当館所蔵の松竹梅展の作品全8点(書を含む)を展示し、 彼らの交流の様子にも着目します。 |