過去に開催された展覧会
[公募展]
Seed 山種美術館
日本画アワード 2024
―未来をになう日本画新世代―
「Seed 山種美術館 日本画アワード 2024展を終えて」
今回の「Seed 山種美術館 日本画アワード 2024展」にご来館いただいた皆様、そして、ご応募くださった画家の方々に心より御礼申し上げます。
1971年に「山種美術館賞展」をスタートさせ、2016年には「Seed展」と装いを新たにしましたが、若手の画家を応援したいという一貫した強い思いで開催して参りました。
今回の展覧会では、一言で日本画と言っても、さまざまな表現や技法の力作が集まり、無限に広がる日本画の可能性を感じました。本展を通じ、画家やその作品との出会いを皆様が「一期一会」と感じ、それぞれの画家の展覧会に足を運ばれたりすることで、末永く応援いただければ幸いです。
次回の「Seed展」は3年後に開催予定です。素晴らしい作品の数々に出会えることを、心から楽しみにしています。山種美術館
館長 山﨑妙子
山種美術館では、日本画の新たな創造に努める優秀な画家の発掘と育成を目指す公募展「Seed 山種美術館 日本画 アワード 2024」を開催します。コロナ禍の影響で2年間延期し、2024年に第3回目を実施する運びとなりました。
このたびは、全153点の応募作品の中から、厳正な審査を経て、大賞・北川安希子《囁き―つなぎゆく命》、優秀賞・重政周平《素心蠟梅》、特別賞(セイコー賞)・早川実希《頁》、特別賞(オリコ賞)・前田茜《山に桜》が決定しました。また、奨励賞として、大村美玲《参星》、川村香月《宵桜》、小谷里奈《向こうの姿》、小針あすか《珊瑚の風》、仲村うてな《朱》、八谷真弓《みのりの頃》の6作品が選ばれました。
本展では、これらの受賞作品を含めた入選作品全45点を一堂に展示します。新進気鋭の画家たちが描いたエネルギーと魅力あふれる作品の数々から、多彩に広がる日本画の可能性を感じていただければ幸いです。
また、本展会期中には、当館コレクションの中から、村上華岳《裸婦図》【重要文化財】、速水御舟《昆虫二題》、川端龍子《華曲》など、近代日本画の優品を厳選して展示します。歴史に名を残したレジェンドたちが、本公募展の応募者たちと同じ20代から40代の頃に制作した作品です。今回の入選作品とあわせご堪能ください。
過去の山種美術館賞選考の様子
(上記のほか)
※作品画像の転載・流用はご遠慮ください。
※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)一般500円(300円)
渋谷区民の方は入館無料!(住所が確認できるものをご提示ください)
*本展は、渋谷区に後援・ご協力いただいており、区民の方は住所が確認できるもののご提示で無料となります。
※きもの特典:きものでご来館のお客様は、一般200円引きの料金となります。
※複数の割引・特典の併用はできません。
相互割引サービスについて
下記チケットのご提示で入館料を100円割引いたします。当館の入場受付時にご提示ください。
■太田記念美術館との相互割引について
■戸栗美術館との相互割引について
*いずれも対象券1枚につき1名様、1回限り有効。
*入館チケットご購入時に受付にご提示ください。購入後の割引はできません。
*他の割引との併用はできません。
*オンラインチケットは割引対象外。
日時:2024年2/17(土)、2/18(日)、2/24(土)、2/25(日)、3/2(土)、3/3(日) ※各日、午前(11時〜)・午後(14時〜)の2回開催
会場:山種美術館 展示室
定員:最大25名(先着順)