山種美術館

山種美術館

過去に開催された展覧会

【この展覧会は終了しました】
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会期: 2017年4月22日(土) ~ 6月18日(日)
会場: 山種美術館
主催: 山種美術館、朝日新聞社
開館時間: 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 月曜日
入館料: 一般1000円(800円)・大高生800円(700円)・中学生以下無料
  • ※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
  • ※障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)は無料。
[お得な割引サービス]
きもの割引:会期中、きものでご来館のお客様は、団体割引料金となります。
リピーター割引:使用済み入場券(有料)のご提出で会期中の入館料が団体割引料金となります(1枚につき1回限り有効)。
※リピーター割引は、同一の展覧会を2回目以降にご覧いただく場合に有効。
 他の展覧会の入場券はご使用いただけません。
※ 複数の割引の併用はできません。
主な出品作品: 酒井抱一《月梅図》、 《菊小禽図》、 鈴木其一《牡丹図》、 《四季花鳥図》、 田能村直入《百花》、 渡辺省亭《牡丹に蝶図》◆、 横山大観《山桜》、 菱田春草《白牡丹》、 小林古径《白華小禽》、 《菖蒲》、 奥村土牛《醍醐》、 上村松篁《日本の花・日本の鳥》、 山口蓬春《梅雨晴》、 加山又造《華扇屏風》
ほか 約60点(全て山種美術館蔵)
※◆印以外はすべて山種美術館所蔵。 
※出品内容には変更が入る場合があります。
関連イベント:

春夏秋冬の中でさまざまな表情をみせる自然の姿は、古くから日本人の心を魅了してきました。とりわけ、四季折々に咲き誇る花は、その美しさとともに、詩歌や文学と結びつきながら季節を象徴するモティーフとしても愛好され、現代にいたるまで描き継がれています。その表現には、単独の花、鳥や昆虫との組み合わせ、四季の花を一画面に描く構成など、個性豊かなバリエーションが生み出されました。当館では春爛漫の季節に合わせ、四季の花をテーマとした企画展を開催いたします。日本美術に描かれた梅、桜、牡丹、薔薇、百合、紫陽花、朝顔、菊、桔梗、水仙、椿などの代表的な花を通して、江戸時代から現代までの華麗なる絵画の世界をご覧ください。

江戸時代、琳派の絵師たちは、特に季節の草花や花木を多く題材としました。たとえば、花を風物や鳥と組み合わせて趣きある世界を作り上げた酒井抱一《月梅図》、《菊小禽図》、濃彩で四季の草花を鮮やかに配した鈴木其一《四季花鳥図》。金地、豊かな色彩を用いた装飾的な画面、斬新なデザイン性を持つ琳派の作品は、時代を経ても色あせることのない魅力を放っています。また、近代以降においても、四季の草花100種を植物図鑑の如く細緻に表した田能村直入《百花》、醍醐寺三宝院の華やかなしだれ桜を描いた奥村土牛《醍醐》、扇面という伝統的な形式に季節の花を散りばめた加山又造《華扇屏風》などの作品に、四季の循環や季節特有の自然美を意識した表現を見てとることができます。

本展では、春夏秋冬の花を描いた多彩な作品約60点を展示し、花の絵画で美術館を満開にいたします。さらに、花の特徴や花にまつわる物語・歴史、画家が残した言葉を交え、その魅力をご紹介します。

※文中の作品はすべて山種美術館所蔵。

本展の
みどころ
1. 琳派の絵師が描いた花の魅力に注目!
酒井抱一《月梅図》《菊小禽図》、鈴木其一《四季花鳥図》など当館コレクションの琳派の優品を厳選して展示します。
2. 花の絵画で会場が満開に!
日本画の横山大観、小林古径、奥村土牛、加山又造、洋画の梅原龍三郎、中川一政といった近代・現代を代表する画家たちによる花の絵画の競演をお楽しみください。
3. 魅惑の華・牡丹
「百花の王」「富貴花」とも称され、東洋絵画で伝統的に描かれてきた牡丹。本展では、鈴木其一《牡丹図》をはじめ、渡辺省亭、菱田春草、安田靫彦、福田平八郎らの牡丹の作品を小特集としてご紹介します。

酒井抱一《菊小禽図》

鈴木其一《牡丹図》

鈴木其一《四季花鳥図》

小林古径 《白華小禽》

奥村土牛《醍醐》

©公益財団法人JR東海生涯学習財団
山口蓬春 《梅雨晴》

加山又造《華扇屏風》
※すべて山種美術館
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  TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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